「ホームページで一儲け」2000.04.19
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世の中おいしい話はころがってるもんで、先日、うちの職場に来た某販売会社の営業さんと世間話をしていたところ、ホームページの話題になったんですよ。わたしが職場のホームページつくりを頼まれてかれこれ1年以上経つんすけど、未だほとんど手付かず状態と嘆いていると、うちでもホームページをつくってるてなことをおっしゃるんですな、営業さんが。
「ほう〜、でも個人のホームページと違って難しいでしょ、会社の顔にもなっちゃうんだし」と、まさに自分が悩んでいるそのままをぶつけてみると、なんと外注とな。元ソフトウェア会社勤務のわたしとしては金額と工数が気になるところ。さっそく聞いちゃいました。
発注額はなんと50万円。ソフトウェア業界にいればなんてことのない数字ですが、キングぼんびーに取り憑かれっぱなしのわたしには、よだれの止まらない金額。
で、期間の方は明確に決まっているわけではなく、ここ1〜2カ月くらいで仕上げたいとのこと。なんせ、発注元（販売会社）の原案（企画案）がまだ出来ていなくて、よって資料もそろっていないそうな。
つまりこうですな。請け負いのソフトハウスでは、誰かがこの仕事にかかりっきりではなく、他の仕事も複数こなしながらやってると。わたしが勤めていた前の会社では、まずお客さんからつくりたいものの概容を聞き出し、非常におおざっぱな規模見積もり（当たるときは当たるんですが、当然見積もりより規模が大きくなることもしばしば）を出し、納期までの期間に何人必要で、その期間×投入人数（これが工数ってやつでさ〜）でお金の交渉を行ってました。ま、これはメインフレーム（汎用コンピュータと呼ばれるでかいやつ）がらみの契約形式だからこそで、パソコン上でのデータベースアプリ受注では、1機能いくら、なんてことやってたようです。今はどうやっているのやら（その会社を退職して、はや7年半。変わっただろうな〜）。
ホームページ作成の仕事が繁盛していることは、かなり前から知れ渡っていますが、これも会社という看板があるからこそ受注するお客さんもいるわけで、じゃ〜個人ではじめようったって、その業界である程度おつき合いがないと仕事をとるのも一苦労しそうですね。
ですがね、ある程度の規模の会社が受注するといろいろと原価がかかってくるので、50万円という金額からはたしてどれほどの利益がでるものか。やっぱ個人（もしくは零細企業）でやるのがおいしいでしょう。
市場規模としては、まだまだ需用（特に小さな会社、お店）がありそうですし、どうせお小遣い稼ぎ程度しか考えてませんから、生活かけるわけでもないし（本職はいまのまま）。
実際に人様からお金をもらってものづくりをするとなると、こんなわたしだってしっかり勉強しまっせ。今は自分のホームページすら思いどおりにならないぼくちんでも、きっといつの日かホームページの帝王と呼ばれるくらいに......（ギャグですよ、ギャグ）。
HTMLやJavaScriptでちょこっと遊んでいると、やたらバージョンの話が出てきます。これはIE4.0以上とか、ネスケしかだめよ〜んとか。JavaScriptにしても1.0、1.1、1.2、1.3なんてバージョンによって動いたり動かなかったりするわけでさ〜。
この互換性ってやつが悩みのタネで、わたしのホームページみたいに「どうでもいいや」精神の固まりサイトでは、制限があるにもかかわらずなんの忠告文も載せていない。個人サイトだから許されるけど（本当はダメなんですよ〜）、受注するとなるとそんなことは絶対に許されないわけです。
OS、ブラウザ、Java環境（MacでIEの場合はAppleの提供するJava環境を使用する）など、あらゆる組み合わせで動くホームページをつくらなあかんのです、お仕事としては（あんまり古いのは無視するけどね）。そのために、すべてのパターンで動作テストができるマシン環境をつくっとかなきゃいかんわけです。これがなかなか大変そう。ま、凝ったものつくらなければいいんでしょうが。
でも、お金取るんですから、やっぱり見栄えのするものをつくってあげないといかんでしょ。受注処理ができたり、絵が動いたり、。しかしこれじゃ〜な、と思っていたら、どうやらあれを使うらしいんです、あれ、そうCGI。
勉強不足もはなはだしいのでよくわかってないんですが、CGIって互換性はどうなんでしょうか？。雑誌のコラムなんかによく「今はCGI書いている方が儲かる」、なんて書いてあるところをみると、現状ではJavaよりもCGIが多く使われているような。CGIをプログラムと認識するのはHTTPサーバらしいんだけど、ブラウザは？。で、CGIバージョンとかあるの？。CGIってscriptだけ？、コンパイルはしない？。誰か教えて〜！。
ダメダ〜メ、自分で勉強せねば。
アクセスカウンタを付けている人なら、あれがCGIで書かれているのは知ってるよね。@niftyでも自作CGIどうのこうのとホームページ会員のところに書いてあったので、許してくれそう。Javaの将来性もいいけど、CGIも知っていて損はなしってことで、この2つは要チェック。
こんなこと考えている人、この世の中にごまんといるんだろうけど、近所の商店街の馴染みの店なんかに話を持ちかけて、最初は3万くらいではじめて、じょじょにお客さんを増やしていけば、趣味と実益を兼ねたいいお小遣い稼ぎにはなるんじゃなかろうか。メンテナンスもあるでよ。
なんたって、わたしですらホームページをもつ時代。この間、職場の飲み会をやったお店もホームページもってたし。
さあ、片手間でお小遣いを稼ぎたい有志諸君。インターネットの海へ飛び込もうではないか！。
※お金稼げなくても、勉強にはなるよ(^_-)。
赤字のところにポインタを重ねてね！（IE4.0以上）。
2000.04.19
